もう、いいんじゃない頑張らなくたって
もう、足を止めてもいいんじゃない
私の頭の中で誰かがささやいた

1
どれだけ頑張っても　結果なんて出なくって
才能のある人には　簡単に負けてしまうの

勝てないとわかっていながらも　諦めきれなくて何度も挑んで
そのたびに負けて　傷ついて　馬鹿みたい

才能や容姿なんて　生まれ持ったDNAのおかげじゃない
頑張ってもない人に　それだけの理由で負けるなんて

悔しくて泣いてわめいて　これが意味のないことなんてわかってるというのに

もう、いいんじゃない？頑張らなくても
もう、いいんじゃない？必死にならなくても
何度も何度もそう自分にいってみた

だけど結局私はまた走り出す

2
人一倍不器用で　何でもかんでも失敗ばかり
器用な人は何でもかんでも　簡単にやってのけるのに

惜しまず努力を続けてみるけど　進歩なんて全くなくて
器用な人に教えてもらって　惨めな気分

出来ないとわかっていながら　何度も挑戦して
そのたびに失敗して　悔しがって　馬鹿すぎる

器用にできるのは　全部幼いころの経験の差じゃない
どれだけ頑張っても　経験の差は埋められないのか

もう、いいんじゃない？本気になるのは
もう、いいんじゃない？努力続けるのは

結局私はじっとできずにまた走り出す

もう、私は頑張ってきたよ
もい、私はつかれたの

それでも　足を　止めることだけは
どうしてもできないなんて
バカだと思いませんか？

もう、いいんじゃない？頑張らなくても
もう、いいんじゃない？必死にならなくても
何度も何度もそう自分にいってみた

だけど結局私はまた走り出す

もう、いいんじゃない？本気になるのは
もう、いいんじゃない？努力続けるのは

結局私はじっとできずにまた走り出す

もう、いいんじゃない頑張らなくたって
もう、足を止めてもいいんじゃない
私の頭の中で誰かがささやいた
その言葉に動かされることなく　私は走り出す
だって「もう、」なんて言い訳に過ぎないもの