メロ1

私の
回りに
置いてある
カワイイDOLLの群れ

意味なんてない
愛してなんかあげないから

ベッドの中で夢を紡ぐ私に
言の葉紡ぐ君

答えてなんてあげないけど
ちゃんと届いているんだから


メロ2

クマのぬいぐるみに涙を詰めて
ゴミ箱にポイしちゃいましょ?
残りのクマさんあまりないけどきっと全部使ってしまうでしょうね

ウサギのぬいぐるみは怒りを詰めましょ
片耳に罵声と小言を縫い込みましょ

こんなに美しい私が待っているのに
どうして貴方は迎えに来てくれないの!


サビ1

キラビヤかに横たわるぬいぐるみ達を
幾月眺めて待ってみれど
綿の入った足が動くことはなくて

サビ2

それならもう
私もぬいぐるみにしてよ
中身はアナタ達と変わらないんだから

この永久(とわ)の悲しみから抜け出す布の手を私に手向けてちょうだい!

サビ3
(Please)
Your my doll
(Prepare)
Because (I) become (the) doll and go to go!


メロ1

君の
(顔の皮膚を固くシテ)
心に
(潜んでいるアレアレソレソレ)
浮いている
(無数ノ糸ヲ)
歪なDOLLのような顔
(針ニ通シタ“アタシ”)

何か隠している?
追求なんかしないから

ぬいぐるみの中で怨を紡ぐ私に

謝罪を紡ぐ貴方が口を

縫い付けてあげたいけど
ちゃんと届いているんだから


サビ3

(Do you like me?)
I am your doll
(Do you dislike me?)

Because (I) sew (it), does come here――?

メロ3

Though I waited on for you like a doll

Why do not you open this door?

I have a pain in a neck
I have a pain in it indirectly

It is dark

I have a grudge against you――――



サビ1

鮮やかに座るぬいぐるみ達を
幾月閉じ込めて待ってみれど
糸で紡がれたその手が動くことはなくて


サビ2

それならいっそ
貴方もぬいぐるみになってよ
中身は私と大分違っているけど

今の螺旋(らせん)の憎しみから抜け出す天の糸(あまのいと)を私に垂らしてちょうだい!

サビ3

(Do you like me?)
I am your doll
(Do you dislike me?)

Because (I) sew (it), does come here――?

サビ4

こんなはずじゃなかった
ホントはもっと可愛いモノだった!

貴方がくれたクマのぬいぐるみ

今はもう中の綿は燃やしてしまったけど
その代わり
私との想い出を中に詰めて、抱き・また眠る――

嗚呼――この“ぬいぐるみ”の私に愛を入れてくれていた貴方は“もういない”

穴が空いた私から溢れる愛の綿なんてもう見えないんでしょう?―――嗚呼―――

(好きでした――)

(――言えませんでした)

(好きでした――)

“貴方がくれたぬいぐるみ”

(好きでした――)

(―――待ってました)

(好きでした――)


“そして永久に眠る”






ソロメロ1

私の..

回りに

置いてある

カワイイDOLLの群れ...

...思い出せば

貴方が全部私のために

くれたモノでした............