The First Day
始まりを告げる
鐘の音が鳴り響いて
また一つ年を重ね
吐く息も白く
冷たい君の手を握る僕は
鮮やかな未来を願って
少しだけ目を閉じたんだ
その瞬間に
儚くも過ぎてゆく
一瞬を思い出に変えて
今日の事
思い出せたら良いのに
僕たちに残された
時間が有限である事
なんとなく気付いてたんだ
またここに戻って来る時には
素敵な二人で居れたら
始まりを告げた
鐘の音も鳴り終わって
また一つ過去になった
さよならを告げる
季節がもうすぐ傍まで来てる
不確かな感情を連れて
自分を見失いそうだ
もう行かなくちゃ
果てしなく続いてく
螺旋の上でいつか
出会えた事をきっと
運命と呼ぶのでしょう
僕たちは決められた
シナリオを辿ってく
作者の気が済むまで
何度でも繰り返し
揺れ惑うけれど
新しい姿でも笑っていたい
儚くも消えてゆく
一瞬の輝きを
抱いて今日が明日の
世界を覆い尽くしてく
僕たちがそれぞれに
選んだ選択肢のはず
悲しいほどに正解だ
いつかここに戻って来るときには
素敵な二人で
笑った二人で居れたら
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