ぼくはただ宇宙をみてた
暗がりに宿る憧憬を眺めて
きみはただぼくをみてた
暗がりに結ぶ天命に泣いて
その耳をふさいだ

うわごとのように紡ぎだす
エゴとアイは銀河のメソッド
ウタカタの夢は走り出す
ねぇ、あのね！のリフレクト

もう戻らないねって
泣かないで、きいて、そっと
その目を閉じて

零落の最果てから

終わらないでエンドロール
ずっとずっと廻っていて　ねぇ
芽吹く銀色に絡められ
色めいてくアフターライト
きっときっとそこにいてね　
寄り添う歌声に誘われて
その声を枯らしたって

ぼくはただきみをみてた
暗がりで笑う足跡を辿って
きみはただ宇宙をみてた
白む空　霞んで消える
きみの偶像