コフィン offvocal
コフィン
もう君は笑わないのだろう
僕の物語ではここまでだった
小さな灯火ですら
信じられないなかで眠りについた
もう想いは届いたのだろう
ずっと長い未来には終りがあった
答えをきいた気がして
手紙は綴じたままで秘密にした
儚い青さが眼に潤んで視界を溶かした
弱さはずっとそこにあって
眩む夕暮れを天秤が夜へと変えた
躓いてしまうように
切なくなるように
私達は傷つけあうのだろう
慰めないでいいと
君がそこにいてくれればそれでいいと
始まりはそう一言だけ
「ここは僕の死に場所で
愛も願いも止まっていた
君の物語には続きがあった
取り残され降りそそいだ
雨が流れないなんて知らないまま
幸せなんかは嫌いだって朝焼けを包んだ
紅い花は悲劇が狂い咲いたようで
月を隠しても陽は沈む
魔法みたいに一人きりになる
声だけが響いた
誰より遠くに生きてた星が今消える
壊れてしまうように
変わってゆくように
命は擦り切れてゆくのだろう
歪んでしまっても
この世界は君が選んだ道だった
終らないといけないんだって
「ここは僕の死に場所で
今日も花は枯れてゆく
心は真実を隠した
そこに何も無いと気付かずに
夢のまた夢、季節が巡るだけ
きっといつまでも氷のような手に
また会いましょうなんて
花を添えて
君は
明日が来ないように
淋しくないように
全ての扉を閉じるのだろう
最後の記憶は
ぼろぼろになった最初の記憶だった
私のこと忘れてね
「ここは僕の死に場所ではないんだね」と
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