絶体絶命の設計図を 片手に僕はひた走る
これを君に届けなくちゃ いけないと頭のどこかで
誰かが叫んでいるんだ
遠く遠く離れた君の 小さな箱を見つけた一週間前
鍵も何もついてなくて ただのお菓子の缶だった
箱を振ってもする音は 何かものすごく軽い音だけ
とても固いその蓋を 開けて僕は目を見開いた
一枚の封筒
そこには僕の名前
まるで 僕がそれを見つけるのが
君にはわかっていたようだ
中には 一枚の便箋
そこには君の名前
それは君が描いた 君自身の預言書
「これは絶体絶命の設計図だ」 そんな一文で始まって
これは君の末路をそれは 大きく変えてしまっていた
誰かが 僕に向けて叫んでる
「それはあってはならない物だ」と
それなら何故君は 僕にこれを託したの
「あの子はもう会えない」と 言われて空虚な時間が過ぎる
もうあれからちょうど 一週間たったんだ
未だにとってある封筒 何度も見ては泣けてきて
君の設計図の末路は 確かにこう書かれてた
「君と手をつなぎ 仲良く笑いながら」
「布団の中で息が出来なくなって」
「君と一緒に旅立とう それが僕の 僕たちの最期だ」
大きな嘘だった
絶体絶命の設計図を 片手に僕はひた走る
これを君に届けなくちゃ いけないと頭のどこかで
誰かが叫んでいるんだ
君がいなくなった場所で 僕はその設計図を
粉々になるまで破って 空へと放つ
「君は大嘘つきだ 何が【僕たちの最期】だ」
「こんな設計図なんかいらないよ」
「君がいなくちゃただの紙切れだ」
いつの間にが流れた雫が ポタリと落ちた時
頭のどこかで叫んでいた 声はしなくなっていた
振り返るとそこには 苦笑いを浮かべた君が
その口は確かに 「ごめんね」と呟いた
君の設計図なんて 元々いらないものだったんだ
君は僕が大好きで 僕も君が大好きだったんだから
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