【初音ミク】ディアスポラ(on vocal ver.)【オリジナル】

ディアスポラ
PIROPARU feat. 初音ミク

月明かり　午前２時
飲み干したコーヒー　焦燥感
寝ずの番　鍵探し

気休めにと　舐め合った
傷口にしみる　劣等感
堪らない　独りぼっち

忘れちゃった　無駄になった
この時間に　意味はないの
僕は　何の為にいるの
求めている　君の声

他人に　夢を押し付けられ
黙々と歩く　キリギリス
鏡の姿を　見失い
カタログ眺める　パラノイア
線路沿いの　人に追われて
一人　逃げ込んだ　ボロ屋敷
懇願　なけなしの時を売り
一寸先の闇に　火を灯した

見たことのない　景色
ガラス越し押し寄せる　背徳感
不味い飯　自分探し

閉じこめた　部屋にさす
光が奏でる　敗北感
肝心なとこばかり　一緒

寂しくって　冷たくって
空しくって　嫌になって
何もかもを　忘れたくて
崩れ去って　元通り

流れ着いた　木々集めて
単身漕ぎ出した　大海原
過去の自分が　邪魔をしたら
遠慮はいらない　間違えろ
安心と保身の　車輪が回る
水面に突き刺す　ボロオール　
満身創痍で　藻掻く様を
水の上を走る　列車が笑った

求めないし　望まないし
狭い今日を　繰り返して
君は何の為にいるの
僕は何の為にいる

生きろ生きろと　急かされて
思考回路　ぐるぐる迷路
許されない罪　犯しても
いつかは還るんだ　ディアスポラ
線路沿いの　人に追われて
一人　逃げ込んだ　ボロ屋敷
命を削った　欠片集め
一寸先の闇に　手を伸ばした