A
いつまでもこの恋が 続くものだと思ってた
変わりばえのないこの毎日が 僕らの答えだと思ってた
毎日残業で 家に帰るのも遅くなって
「おかえり、今日もお疲れ様。」って
君のその一言で僕は 空だって飛べちゃう様な気がした
B
君は空っぽの冷蔵庫とにらめっこをして
「今日もチャーハンでいいかな?」って笑いながら言った
この笑顔が見られるのなら 毎日チャーハンでも良いって僕は真顔で言った
サビ
僕のそばには君がいて
君のそばには僕がいて
僕の目の前にはチャーハンがあって
僕の目の前には笑顔の君がいた
こんな何気ない日々が 僕の幸せだった
A
相変わらず残業で 家に帰るのも遅くなって
「ただいまー、今帰ったよ。」って
僕は君に向かって言ったけれど 僕の声は静かな部屋に吸い込まれた
B
君は僕に背を向け壁とにらめっこをして
自分を抱きしめるかの様に小さく丸くなっている
ふとテーブルを見つめると その上には冷めたチャーハンが置いてあった
サビ
僕のそばには君がいて
君のそばには僕がいて
僕の目の前には寂しげな君がいて
僕の目の前のチャーハンが苦笑いをした
僕はひとり家で待つ 君の気持ちに気がついてあげられなかった
A
仕事も落ち着いて 家に帰るのも早くなったけど
君はもういない
部屋中に君との思い出が溢れていて
僕の心をしめつける
B
チャーハンを作る君の姿が浮かんで消えた
気がつくと僕はひとりでチャーハンを作っていた
サビ
僕のそばには君がいて
君のそばには僕がいて
僕の目の前にはチャーハンがあって
僕の目の前には笑顔の君がいた
僕はひとり家で待つ 君の気持ちがやっとわかった
僕はこの部屋でひとり 毎日チャーハンを食べた
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