A
月のカケラをひとつふたつ手に取ってみた
それは透明でなぜか見えなくて
この手にあるはずなのにばらばらに
崩れて砕け散った私の心のように

B
「明日の夜は会いにくるよ」「何で？」
「もう来なくていいよ」言えずに
そんな目で私を見るくせに
まだ「好き」だと伝えてくる

やめてよ、そんな「嘘吐き…」

S
この手の中には小さな幸せがあって
叶った夢のカタチ愛おしくて
明日もその先もずっとずっと
君と共にいられたらいいなと思うこの心は
間違いなくそう私が望んでいること

C
どれだけの月日が過ぎ去ろうとも
あの時の後ろ姿はきっと覚えている
伸ばした手は届くことなく消えて
守るために涙を拭った

S
この手の中には小さな幸せがあった
叶った夢のカタチ愛おしくて
明日もその先もずっとずっと
君と共にいられたらいいなと思うこの心は
間違いなくそう私が望んでいたこと