この浮世の離れ
華やぐ夜

真っ赤に咲いた
牡丹の華

「その傷癒しましょう」と
微笑みかけている

渇き疼き飢えた
獣に応えるように

牙と

歌い笑い踊り舞う華
美しく咲け

零す

雫はなんと美しい
儚げな色

積もる雪も溶ける程
燃ゆる焔よ

……

かって うれしい はないち もんめ

うしろのしょうめん

「くびがまわらぬぞ」



決して注がれぬ愛と
決して潤わぬ心

蜜の甘さ知った獣
抜けられぬ罠

赤い宵の華が指切った
落ちぬ花びら



全て虚実と知り得ても
時すでに遅し

狂い狂い踊り舞い
美しく咲く

嘘の

魅せる夢は美しい
儚げな色

色付く銀は何故か冷たくて
常闇に消ゆ

だるまがころんで
くびがころがって

うしろのしょうめん
見レバ知ラヌ 顔

……


紅く

狂い狂い舞い踊り
美しく咲く

月の

見せる夜は美しい
危なげな色

嘘を
信じて血迷って
愚かしい人

なんて

純粋無垢で阿呆らしい
愛らしい人

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

狂咲(仮) 歌詞応募用

この歌詞は浮世離れというテーマを持つ歌詞です。

女性が本当に愛されることは無く、男性が真実に辿り着くことは無い 華やかで混沌を極める夜の街を表現した歌詞です。

閲覧数:196

投稿日:2023/08/15 01:31:17

文字数:431文字

カテゴリ:歌詞

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    ご意見・ご感想

    応募ありがとうございます
    曲の雰囲気に合っていて和を感じられていいと思います!
    応募期間終了後、応募された作品の中から選考になりますのでよろしくお願いします

    2023/08/16 18:59:38

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