どうにも忘れものばかりが増えていくな
それでも悲しくはないから捨てておこう
路地裏 雨に鳴いた犬の記憶はない あたりまえだよな
いつからか ゆりかごに酔ったから
ついでにリンゴは吐いてしまいなさいって
無理なこと 少年は言うんだよ ねぇ笑えよ
とは言えど 心のもやもやを
悲しみと呼んだ偉い僕は
「そりゃそうだ」 知った口でもうやめだ 笑えねぇよ
まわる僕らなら いっそ挟まれて死にたいよ
憂いを溶かして 君に出会うまで
まわる生命なら いっそ裏側に行きたいよ
涙を流して 明日にひとり、立つ
どうにも忘れものばかりが増えていくな
それでもなにかを待ち望む故捨てておこう
路地裏 雨に泣いた犬を 憶えていない だって知らないし
いつからか ゆりかごに飽きたから
ついでにリンゴを 吐いてしまいなさいって
だからぼくは バカになりました?
笑うとこだよ
まわる僕らなら いっそ落とされて死にたいよ
憂鬱も燃やして 君に出会うため
まわる生命なら いっそ知らぬまま死にたいよ
涙を重ねて 僕は一人です
まわる僕らなら いっそ挟まれて死にたいよ
憂いを溶かして また目が覚めるの
巡る生命なら いっそ赤を吐いて死ぬんだ
涙を流して 明日もここに、立つ
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