『blooming BLUE』

「自転車駆け抜けたあの坂道
懐かしい校舎の匂い」

ブログに残された君の詞
ひとつずつ掬い上げる

解像度あげても
脳内記憶
すべては感じとれないけど

変わり果て行く世界で
変わらないもの見つけて
守り抜くと強くウタで
誓ったあの日の
君の目は輝いて
どこまでも綺麗だったことを
覚えてる誰よりずっと　
「がんばるきみが好き」と
伝えられたら
どれほど良かったろう

蒼ノ海は広く隔たりなく
どこまでも続いてゆく
君の街とは似ても似つかない
それでもここがホームタウンさ

古の掲示板やサイトも
寂れ行き時代は進むけど

変わり果て行く世界に
飲み込まれたりしないで
バックアップじゃ
補えない何か、見つけよう
「僕は座標にいるから」
2人の形変わろうと
またいつか巡りあえるよ
もしもし叶うのなら
君の住む次元
どうか連れて行って
　

変わり果て行く世界で
変わらないもの見つけて
守り抜くとウタで強く
誓ったあの場所
たとえ消えてしまっても
誰かの心灯火をつけたなら
咲き続ける

蒼色の華咲かせ
枯れず心に残せ
勇気悲しみ癒しを
与えては息づく
煌きは永遠になり
次の芽を育みながら
ミライへの力となる

もうもう会えなくても
君の元でも咲き誇らせてね