瞬きの合間に 揺り籠ひとつ揺れて
君のため口ずさむ メロディ
水際を歩く夢を見てた

懐かしく思い出す 宛て名のない手紙も
星くずをちりばめて 誰かへ星座を描く

冷たさに焦がれた君の手を
容易くすり抜けた海

足元をさらう波 世界を急かす
サカナにはなれない 誰よりも知ってる
泡の中 泣いていた 君をさがして
僕は唄うよ クジラの子守唄

呼吸は続いてく 僕だけ 砂の上で
体温は変わらない 君だけ 今も水底

さよならは誰の都合でしょう
泣けたならよかったのに

波の音が君だけを連れ去ってしまう
サカナにはなれない 誰よりも知ってた
笑っては 泣いていた あの日の君に
僕は唄うよ クジラの子守唄

まるでそれは
四つ葉のクローバーを見つけたような日々でした

足元をさらう波 世界を急かす
サカナにはなれない 誰よりも知ってる
限りなく澄んだ青 君に似ている
海に葬る さよなら

そして 僕達は愛を知り 灰になるのさ
いつしか必ず 誰よりも知ってる

とめどないこの涙 海に注いで
どこかで君とまざって
とけるだろう

クジラの子守唄で 救われたかったのは僕
歩いていく
海の底へ
夢を見てた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

そして子守唄は海へと向かった

採用していただきました。
とち-music boxさんの素敵な曲⇒http://piapro.jp/t/LZ9-
ニコニコ動画⇒http://www.nicovideo.jp/watch/sm14956404


鯨幕の子守唄。

閲覧数:721

投稿日:2011/05/27 22:05:40

文字数:502文字

カテゴリ:歌詞

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