触れる季節に切なさ滲む
今年も揺れた
初雪はまだ躊躇いながら雫を飲み込む

私のちいさな声で思い出だけ繋ぎとめて
本当は今までの全部を
振り切るように泣きたいんだ

紅葉吹雪
取り残されるなら
せめて声だけ届け
当たり前の恋しさがノックした
「二人」閉じ込めたあの日に

白い手袋、一筋青く短い毛糸
君の名残が温もり載せて
私を呼ぶから

小さく揺れるブランコ
見えない誰かを乗せてる
開いた右手を掴むように
風が青い糸をさらった

君が私に
傷を負わせたならば
それを閉じるのは誰?
嘘のように心が弱くなった
途切れない吹雪に一人

最後に繋いだ手と手
君は少し力込めて
桜が淡く手招きして
全てを許すように揺れた

紅葉吹雪
溢れ出す涙も
いつか空に還るね
ありったけの気持ちが空に舞うの
どうか降り積もれと願う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

紅葉吹雪

所Pさんの素敵な作品に応募します!

「君が私に」のところが、字余りになってしまいました;
申し訳ありませんm(__)m

閲覧数:126

投稿日:2010/10/31 17:47:45

文字数:360文字

カテゴリ:歌詞

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