【百万回生きた猫(仮)】
A
僕は百万回も生きたんだ
君は『そう』とそっけなく
僕は百万回も死んだんだ
君は『そう』と短く返すだけ
B
そんな君の態度に
いつからか僕は
ずっと君の隣にいたい
なんて思ってたんだ
サビ
僕は百万回も生きてきたけど
人生に意味なんて
見つけられなかったよ
でも、君との人生だけで
僕は生きる意味を
見つけられたから
A
何てっいったって人生は
たったの一度きり
君がどんなになったって
冷たくなったって横にいたいから
B
泣いて泣いて泣き疲れて
初めてのこんな気持ちに
これが僕に足りなかった
ものなのかな
サビ
僕は百万回も生きたけど
他の人たちが経験してる
痛みにまだ気づいて
いなかったんだね
僕はやっといきる意味
見つけられた気がするよ
C
僕はきっと今まで未完成な死しか
出来ていなかったんだね
ねぇ神様
今度こそちゃんと僕を死なせてよ
サビ
僕は百万回も生きてきたけど
人生に意味なんて
見つけられなかったよ
でも、君との人生だけで
僕は生きる意味を
見つけられたから
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