泡が昇る先　遠い景色に
ゆらり、揺れる在り処
あふれ出した息　僕の言葉
どこまで　離れていくの？

世界は　海の底みたい
言葉も　涙も　混ざる
ふやけた　僕の音は　静か
君の　歌も　溶けて

焦がれた君に　別れの歌を
聞こえなくても　届かなくても
僕の叫びは　泡沫の花
どこまでも　どこまでも　空を目指すだけ
さよなら


君の輪郭を　歪めるなら
光なんていいよ
重たい指先　手を伸ばして
どこまで　探せばいいの？

世界は　海の底みたい
体も　声すら　絡む
ほどけた　僕の音は　泡に
君の　声も　滲む

焦がれた君に　別れの歌を
何が聞きたい？　何が聞こえる？
僕の気持ちも　泡沫の花
「大好き」と　「行かないで」　白く濁るだけ
さよなら


沈んでいく　いつまで　どこまで
言葉だけが　昇るの　僕を置いて
それでもいいよ　もういいんだよ
君の目に写る泡に込めて
昇っていけ

焦がれた君に　別れの歌を
聞こえなくても　届かなくても
僕の気持ちは　泡沫じゃない
どこまでも　どこまでも　空を目指すから
さよなら

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あわがのぼるさき　とーいけしきに
ゆらり　ゆれる　ありか
あふれだしたいき　ぼくのことば
どこまで　はなれてゆくの

せかいわ　うみのそこ　みたい
ことばも　なみだも　まざる
ふやけた　ぼくのおとわ　しずか
きみの　うたも　とけて

こがれたきみに　わかれのうたお
きこえなくても　とどかなくても
ぼくのさけびわ　うたかたのはな
どこまでも　どこまでも　そらおめざすだけ
さよなら


きみのりんかくお　ゆがめるなら
ひかり　なんて　いいよ
おもたいゆびさき　ておのばして
どこまで　さがせばいいの

せかいわ　うみのそこ　みたい
からだも　こえすら　からむ
ほどけた　ぼくのおとわ　あわに
きみの　こえも　にじむ

こがれたきみに　わかれのうたお
なにがききたい　なにがきこえる
ぼくのきもちも　うたかたのはな
だいすきと　いかないで　しろくにごるだけ
さよなら


しずんでゆく　いつまで　どこまで
ことばだけが　のぼるの　ぼくお　おいて
それでもいーよ　もういいんだよ
きみのめにうつる　あわにこめて
のぼ　てゆけ

こがれたきみに　わかれのうたお
きこえなくても　とどかなくても
ぼくのきもちわ　うたかたじゃない
どこまでも　どこまでも　そらおめざすから
さよなら