
魔法は溶ける音もなく
日々は陰り 偽りの雨が滲む
狂った時計の音が咲く
ただこの未来にあなたはいない?
くるくる狂う、回る
自由自在に振り乱して
耳に揺れた真珠
薄情なベールを纏い
君がくれた温かい音の雨と
ステップ刻み溢れた
魔法は告げた 跡もなく
伸ばした手の先 気味の悪いかぼちゃ
心騙す、時計の音が鳴る
月を詠み帰る 証を探して
再び巡り回る
新しい命の鼓動
くすぐるおさげ髪
純白のドレス着回し
君がくれた温かい音の雨
ステップ 刻む
くる、くる、回る
足をもたつかせながら
乾いた道の先に微かな春の匂い嗅ぎ分けて
狂う、狂う、笑う
覚めた太陽睨んで
今を歌う 歌う
やり直しの呪文はない
雨は止み 喉は乾く
聞いてよ
これから 私が唱える魔法の始まりを
ありがとう...
くる、くる、舞う
あの透明な靴を落としたように
全部ここに置いて駆け出した
くる、くる、笑う
未だ不整脈な針
今を歌う、笑う
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五月雨に笑う
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