澄み渡る空は青白く
「眩しいね」なんてくしゃみをしてさ
草原が広がる　この光景を目に焼き付けていた
「なんでここにいるんだろう」
答えなんて返ってこないのに問う
どうしても分からないんだ。
だって…

「君とどこか遠い所へ行きたい」
そんな願いが叶ってしまった。
何かに呼ばれていつしか
この場所にいたの

無人駅を飛び出して走る
憧れの花を胸に抱え
知らない土地を君と駆ける
山道を超えて

この場所にたどり着いた瞬間
眩しい光に包まれていた
まるで太陽のような温かい光
吹く風が私たちを呼んだ
よく分からないけどそう思った
歩み続ける何処までも
そよ風と共に―

澄み渡る空は青く
草原はそよそよと挨拶をした
神様どうもありがとう
ずっと過ごしたいこの時を

そよ風が運んでくる
黄金の花弁が道作る
私たちだけの秘密基地
君といっぱい喜び合ったんだ

そよ風が黄色い花と
私たちを誘ってくれたんだ
「永遠に共に」と
この時よ続いてよお願い

神様から聞いたんだ
「伝えなきゃいけないことがあるんだ」
君も気付いているんだろう
ねえ私たちは今「迷子になった」