冷たい朝の空気の流れが速まる
揺れながら消える あなたの声を追いかけた

一から十までを集めてきて合わさる保証は
どこにもないことに気づいてほしい
夢から覚めたら解ける魔法に

指先が泳ぐ 瞬間 きらめく
雪明り その先を照らして
ありきたりな言葉であふれる想いも
色づいて いつか二人の手を結んでくから

時間が止まったような寒さの中 あなたは笑う
気付かないふりをして遠くを眺めた 鮮やかな南天

心をさらわれ テレパシーさえ信じかけた 少しね

眼差しを繋ぐ 残響 やわらぐ
木漏れ日に溶けていく吐息や
見え透いた嘘重ね 私をだまして
近づいた分くらいは せめて伝えてよ

指先が泳ぐ 瞬間 きらめく
雪明り 横顔を照らして
羽のように軽やかに跳ねるステップ踏んで
いつまでも二人でいられたらなあって

あなたの目を見て笑える日が来るように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Feather Steps

閲覧数:470

投稿日:2011/01/10 23:31:45

文字数:374文字

カテゴリ:歌詞

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  • pp_ピアニッシモ

    pp_ピアニッシモ

    ご意見・ご感想

     重倉さん、この度は歌詞募集に参加して頂き、ありがとうございました! 今回は別の方の作品を採用させて頂くことにいたしましたが、せめて感想だけでも残させて下さい!
     変な話ですが、Bメロを読んだ時に「ああ、重倉さんだなぁ」と感じましたwこういう言い方が不本意であれば大変申し訳ないのですが、この「ハッキリとは見せない感じ」と言いましょうか、でも何かしら意味があることを感じさせる言い回しというのが、「アジサイ」でお世話になった時もすごく印象に残った部分でした。私は詞を作る時にはまず話の流れありきで進めてしまうので、こういう作り方は大変勉強になります。あと「見え透いた嘘重ね 私をだまして」なんてところも「うお、なんだなんだ」となって印象に残ります。
     あと、「その先」→「横顔」の変更がものすごい重要そうな箇所でびっくりしましたw「横顔を照らして」と言われるとただの状況描写ぽいのに、「その先を照らして」というと願望っぽくなるのが面白い。それで、ラストは「横顔」の方が合ってる感じがします。というのも、1サビの「雪明り その先を照らして」という部分は、不透明な未来像へのちょっと痛切な不安感みたいなものが感じられて、そのため1サビ後半の「ありきたりな~結んでくから」という箇所も、どっちかというと根拠のない願望を言っているだけのような、そういう心理を言い表している言葉に見えたんですね。それに比べて、「横顔を照らして」と言われると、かなり地に足のついた感じになって、その方がより「いつまでも二人でいられたらなあって」という穏やかな期待にうまくつながる感じがする。
     詞を通して、微かにギクシャクした空気、上手くお互いに伝わらないものがずっとあって、最後にこの穏やかな感じがやってくるのが可愛くていいです。あと、この曲を雪の朝で解釈されたのも独特で面白く……総じて、非常に個性的で、選考が苦しい作品でしたwでもこういう苦しさは大歓迎です!w
     それでは、機会がありましたらまたよろしくお願いします。この度はご応募、ありがとうございました!

    2011/01/13 08:24:57

    • 重倉真冬

      重倉真冬

       おお、どうもどうも。ありがとうございます。選考お疲れ様です。
       私の書き方は行き当たりばったりです。文章と物語が同時進行するので着地点が見えません。もどかしさを表現するにはたぶん合ってる方法だと信じてます。Bメロにインパクト重視の一節を置きたがるのもクセです。
       地に足をつけたかったですね。ホントに。期待だけがふわふわしてたんで。なんとかならんかと思ったらこうなりました。
       こちらこそ、機会がありましたら。ツイッターでたまにppさんの曲や漫才に関して呟いたりして応援させていただいてます。頑張ってください。

      2011/01/13 11:49:59

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