此処は何処なのか?
 闇が這い上る
 月光も消えた
 救いもない夜

 笑う赤い猫
 其の手に応えて
 狂行を止める
 術を手に入れた

 殺戮の地 惨劇の血
 選ばれるは 女王の為
 生き延びるか 死に絶えるか
 「い」きたいなら 女王を殺せ!

 与えられた記憶の中に
 描かれた筋書が踊る
 「迷子は記憶を取り返す」
 「その前に首を刎ねられる」
 自分こそ、と誰もが過信
 其の罪を求めるは家臣
 「「潔く其の首を寄越せ」」
 白銀の銃の引き金に指をかけ

 撃ち抜くは―此の世界→


 女王の住まう豪奢な城は無く……
 ひたすら荒れた都市が続いている……
 所々に折り重なった死が……
 腐臭も無しに冥界を思わせ……


 女王に抱かれた庭で
 赤く染められた薔薇に
 金色の欠けた鋏
 在りもしない名が疼く

 幾度迷子が求婚すれど→×←少女が求めるは供物のみ

 計略は死 脆弱な自
 終わり行くは 始まり故
 生き延びたい、死に絶えない
 「い」きたいなら……女王を恨め!

 与えられた記憶の中に
 描かれた自由が踊る
 「迷子は記憶を取り返す」
 「そして本当の闇を知る」
 今度こそ、と誰もが過信
 其の罪を犯さざる過失
 「「潔く其の首を寄越せ」」
 虚実を疑う事実がもたらす真実に指をかけ

 撃ち抜いた―

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

そして迷子は殺戮の国へ

小説に片足を突っ込んだ歌詞です。
続く、予定です……が、未定でもありますので……(弱気)
興味を持っていただけたなら嬉しいです。
歌はこちら→http://piapro.jp/t/9ytJ

歌詞を更新しました。会話部分をさっぱりと切ってしまいましたが、意味はそれなりに通じるのでは……ないかと……

閲覧数:70

投稿日:2012/03/23 21:10:39

文字数:568文字

カテゴリ:歌詞

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