溜め込んだ眼精疲労
引き攣った左頬
冷めきったカップラーメンの
汁を飲み干し終わる今日

夢なんか最近見ない
見たい夢も最近はない
永久に寝てだけいたい
つまり明日を生きてたくない

君のその笑顔は
僕を縛り生かすために十分すぎる　
だから今夜もまた
朝六時にアラームセットし鼾をかく

僕は君じゃない　君も僕じゃない
だから僕はもう笑えない
僕の命は単なる贖罪
笑える自分が許せない

君の言葉がハサミの様に　僕の身体を刻んだ
ほんの一息　飛んでいきそうな紙切れ


自己愛を傲慢とし
承認を同情とし
流行のファッション雑誌
早く捨てよう明日こそ

夢はどんなのだっけ
みんなは持っているんだ
僕にも分けて欲しいな
だから明日も生きなきゃ

僕は君じゃない　君も僕じゃない
だけど顔だけ笑いたい
稀薄な将来　気楽な期待
笑える君らに嫉妬している
君の言葉がハサミの様に　僕の身体を刻んだ
ほんの一息　飛んでいきそうな紙切れ

僕が生きた証は　君にとって娯楽で
僕が掛けた時間は　君が息を吐くだけ
真の僕が何かを　僕も君も知らない
だけどみんな言うのさ
「君は何をしたいの」
「君は何をしてるの」
「君はどこから来たの」


僕は僕じゃない　僕は僕じゃない
本当の僕は笑わない
君が見ていた仮面の奥は
詰まっていたけど何にも無いよ

僕の心がバラバラになる　切ってくれてありがとう（許さない）
それじゃ僕の首もハサミで切ってくれ