運命(さだめ)の風に 靡く乱れ髪
愛しき人の 香に匂ひければ
舞い散る華が 刃に変われど
咲き誇れ 姫桜

いつかの茜雲 照らした横顔が
遠く美しくて 恋が積もりました

ふいに絡めた指先は 出逢うべきだったの[です]か
同じ空に呼びかけても 返らない

唯 運命(さだめ)の風に 靡く乱れ髪
愛しき人の 香に匂ひければ
舞い散る華が 刃に変われど
君の 傍で 咲き誇る

まだ 流るる時代(とき)を 未来と言うなら
夢の通ひ路(じ) 信じてゆきます
ひとつひとつと 綴る言の葉は
千の暦(こよみ)の外へ

月が満ちる頃に 途切れた子護唄
遠くなる背中が 滲んで揺れました

心を焦がす焔(ほのお)なら 憶(おも)い出も焦がすの[です]か
さよならを形作った 唇で

唯 憂き世の果ては 無常の理(ことわり)
瞳閉じても 色に出でにけり
舞い散る華は 君への餞
想い 絶えず 咲き誇る

もう 届かぬ笑顔 瞼を掠めて
切ない朝を 迎えにゆきます
喩えこの身を 誰に預けても
守ります 秘め桜

光よりも遙かまで 歌声より深くまで
刻みつけてしなやかに 此処に生きた物語

唯 運命(さだめ)の風に 靡く乱れ髪
愛しき人の 香に匂ひければ
舞い散る華が 刃に変われど
君の 傍で 咲き誇る

まだ 流るる時代(とき)を 未来と言うなら
夢の通ひ路(じ) 信じてゆきます
ひとつひとつと 綴る言の葉は
千の暦(こよみ)の外へ

唯 憂き世の果ては 無常の理(ことわり)
瞳閉じても 色に出でにけり
舞い散る華は 君への餞
想い 絶えず 咲き誇る

もう 届かぬ笑顔 瞼を掠めて
切ない朝を 迎えにゆきます
喩えこの身を 誰に預けても
守ります 秘め桜

爛漫の姫桜

※[]内は1音でお願いします。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

姫桜-ヒメザクラ-

※葛城マオさんの楽曲へ提供しました

和風で恋愛曲でありそこはかとなく歴史系…ということで、悲恋ソングメーカー(笑)の私は何となく浅井長政とお市みたいなイメージで書きました。
政略結婚なのにラブラブだったというのが事実なら本当に切実なものがあったのでしょう。うん、悲恋メーカー大好物(笑)
生涯の終わりに誰と結ばれようと、心から最初に愛した人は忘れないんじゃないかなという想いをこめて。

閲覧数:356

投稿日:2013/10/27 01:47:00

文字数:747文字

カテゴリ:歌詞

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