いつものように
憂鬱な朝が始まる
昨日途中で投げ出した
ゲームは電池が切れていた

おはようと声がして
おはようと返さずに
空気を吸いたくなって
外へと逃げ出した

ああ今日は
なんて嫌な天気なんだろう


※狙ったように返された
測定不可能の文字(ことば)に
滲んでいた涙は
今じゃ知ってる
一つじゃなかったと

傷ついたのは僕だけで
苦しいのだって僕だけだ

無いものねだりだって
そういったのは
きっと
鏡の前の自分だ


いつものように
退屈な夜が始まる
説明過剰で間違えた
証明の公式に目をそらす

大丈夫と声がして
大丈夫と返した
夜空を見たくなくって
カーテンを閉めた

ああ今夜は
なんて明るい月なんだろう


※分かったように頷いた
キミの笑顔を直視できなくて
守っていたプライドは
今じゃ知ってる
一つだけだったと

頑張っているのは僕だけで
正しいのだって僕だけだ

なんて思ってもいないけど
そう言ってほしいのは
ずっと
泣いている自分だ


世界中にランクをつけたなら
僕はどのあたりだろう
真ん中くらいかな
もっとずっと下なのかな
笑いながらキミは…

※分かったよと頷いた
測定不可能の文字(ことば)を
打ち消せる勇気は
今じゃ少しだけ
足りなかっただけで

傷ついたときだって
苦しかったときだって

キミが傍にいてくれた
今度からは
きっと
笑顔を返すから
キミに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

タイトル未決定

私の頑張ってはいる、
おバカな弟くんへ。



もういいかい

って言ってもいいんだよ。

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投稿日:2012/07/15 01:07:43

文字数:599文字

カテゴリ:歌詞

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