['08年6月:梅雨・紫陽花]軒下の賛歌 - (アララギ小路(r_penta))
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ぽつりぽつり 雨の粒は
いつの間にか 線になって
上着の肩が湿ってく
髪がぬれるのも 靴がしみるのも 本当は どうでもいい
降っているのは涙
コンクリートの割れ目から 葉っぱ広げて伸びた花
あなたは 何を待っているの
太陽も いないのに
ぽたりぽたり 髪から落ちる
しずく眺めて 雨宿り
誰にも聞かれたくない事
まちは沈んでる 心沈んでく どうして こう静かなの
降り続ける涙
コンクリートのあの雲まで 伸び上がり突き破るつもり
あなたは 何を目指しているの
言葉にも ならない
あなたはきっと間違えた 涙にぬれた花
私もきっと間違えた へたくそな笑顔
悲しい顔 嬉しい顔
全部思い出す
涙 流れる 心が 熱いよ
ぽろりぽろり しずくとともに
ぽろりぽろり 涙ぬぐって
その花は静かに濡れて
間違えても間違えても こうして生きて
雨の中で ほんの少しの 光を待って
悲しいほど 幸せだった
全て受け入れて
雲の切れ間から きらり光 涙照らすよ
流れるしずくの中に 虹を呼んできた
あの笑顔が 何時か言った
雨の中に咲く
紫陽花の ような 君が 好きだと
【ProjectFS】軒下の賛歌
[この投稿は廃止されたコラボ「ProjectFS」に寄せられた作品です]
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・歌詞、第二弾。テーマは梅雨、紫陽花、任せてください雨は大好きだから。と思ったら、逆にイメージが膨らみすぎて上手く形にならず…まあ、典型的な形で無難にまとめました。又恋歌っぽくなってますね。最初はもっと別のものを書こうと思っていたんですけど。(朽ち果てた遺跡とか打ち捨てられたガラクタとかが雨にさらされてるのは、なんともいえない情感を感じるんですよね。そういうのを書こうと思ってたんですが。)
・気がついたら人間くさい歌詞を書いてる自分。あんまりそういうのが好きって訳じゃないんだけどなあ。恋歌もそんなに好きじゃないし。
・最後のフレーズ、どっかで見たことあるね。(作者の引き出しの少なさを証明してます。)そんなに愛に飢えているのかしら。
・雨の歌ではありますが、梅雨の歌かと聞かれるときわどいなあ。
・あんまり自分で誉める所が見つからない歌詞です。
・メロディー、相変わらずやりたい放題。
・タイトルも相変わらず仮扱いです。
・想定構成
Aメロ→Bメロ→Cメロ(小サビ)
Aメロ→Bメロ→Cメロ→Dメロ(大サビ)
間奏
Aメロ→(ブレイクしてから)Dメロ×2
です。mak.kanz@waさんのコメからコピペです…ありがとうございます。
・芽生える時の所、ちょこっと修正。本当にちょこっと。
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ご意見・ご感想
FAR-07
ご意見・ご感想
> コンクリートの割れ目から伸びる紫陽花
ないわけではないでしょうが、コンクリートブロックの穴から
伸びてくるイメージの方が強いですね(笑)
longan さんも書かれていますが私も
「芽生える時期を間違えた」という表現はちょっと疑問符でした。
そして、まじめにメロディを考えてみようと思いましたが、
私的には大分詞を弄らないと厳しそうでした・・・力不足 orz
2008/03/29 11:10:44
longan
ご意見・ご感想
もうほんと、この一言に尽きますね。切ない・・・・・・!
とても素敵だと思います。
切ないのが大好きな私としては本当に大好物です。ご馳走様でした←
ただ、テーマからは少しズレている・・・・・・かな?と思いました。
紫陽花にどのようなイメージを持っているのかもわかりにくいし、
まず季節の歌として、紫陽花に「芽生える時期を間違えた」と言ってしまうのは少しうーん、かなぁと。
そして紫陽花ってコンクリートの割れ目から伸びているのを見た事がないです・・・・・・。
私はどちらかと言うと、紫陽花には儚げなイメージがあるので、
(いやしっかりした存在感はありつつ、なのですが。なんだこの矛盾;)
その表現を見た時、もっと別の花を思い浮かべましたね。安直ですが、たんぽぽとか。
全体的な雰囲気なんかがとっても良い分悔しいなぁ。なんて思ってしまいました。
2008/03/29 03:29:50
maroki
ご意見・ご感想
これはまた切なげな。最後のほうの単語ごとにスペース入ってるあたりが途切れ途切れに思いを吐露しているようで感じ出てますね。うまく心打つメロディにのせられれば感動的なものになりそうです。
2008/03/25 18:25:24
ゆう
ご意見・ご感想
読んでる内に切なくなってきました。
紫陽花との重ね方も上手くて、しんみりとした気分になりました。
2008/03/25 18:06:16