舞うなら炎を掻き立て燃やそう
風の渦へと舞い上がる火の粉を
濁流に移す赤き命にて
大地に還ること忘れたvision
光に召しましょ滅びを待つなら

照らし続けた土命は芽吹かぬ
乾いて砕けてさらさらと崩れ
月と星夜が言う眠りの囁き
聞こえぬのかもう耳を失って

その瞼が暮れる一瞬の闇に
意味を付けるのは命が定めぞ
水面に浮かんだ一片が如くに
やがては沈んで眠りの底へと

朧月が心にあるならば手を打ち鳴らせ声を高く歌え
祭に舞うなら満ち月がよかろ
火花を見るなら朔月がよかろ

天地に遍く理連ねて

形あるものも無きものも皆元素
命を纏って力を纏って
そこに在るばかりの現象に心
全てにはあるさ意味を見つけてく
生きることの数多心に月夜を宿しながら見る世界は美し
水面に浮かんだ一片が如くに
やがては沈んで眠りの底へと

乾いた手に受け止めてる
一粒雫が消え去る
僅かの時なのなら今
力の限りに

僅か見えた青の切れ間に太陽
水は満ちたりた芽吹き咲かせよう
生きることの数多心に月夜を宿しながら見る世界は美し
水面に浮かんだ一片が如くに
やがては沈んで眠りの底へと

あの声が響いて空気を震わす
祈りは届いた炎は届いた