黒い空に浮かぶ月は 遠く遠くこの手は届かない
光る星に願い込めて 儚い想い捧ぐこの夜に…
暗い冬の夜空 募る想い消えなくて
落ちた涙触れる 手には君の温度残る
繋いだ筈の手は もう握る事出来ずに
寂しさ残る街 一人あてどなく歩く
果ての無い世界を 何時までも何時までも
共に歩み続ける 些細な願いはいつか
叶う時が来ると想い描いていた
だけど君は旅立つ《私と共に歩む未来》すら捨てて…
夜空に輝く月には 遠く遠くこの手は届かない
離れていく君と私 繋いだ手はもう何も掴めず
宇宙(ソラ)に浮かぶ月の様に それを留めるこの地球(ホシ)の様に
見えない何かを繋ぐ そんな《幸福》を望んでいたんだ
残された街には 夢の残骸溢れる
遺された私は 奈落へ至る悪夢(ユメ)を見る
この世界の何処か 誰も知らない言葉
誰も知らない結末(オワリ) 私と同じ誰かを
救う為の詩を私は紡ぎたいんだ
例え何時か此処から私すら消えても…
黒い空に浮かぶ月は 遠く遠く…けれど詩はいずれ
終焉(オワリ)の無い未来にすら この旋律は届くよ必ず…
果ての無い未来へ希望溢れる詩を
この繋がる旋律 《苦しみ溢れる現在》生きる君へ贈る
誰かの《生き抜いた道》を 歌う詠う謳う
誰かの《生き抜いた証》を 歌う詠う謳う
黒い空に浮かぶ月は 遠く遠くこの手は届かない
光る星に願い込めて 儚い想い捧ぐこの夜に…
遠い空を駆ける未来 広く広くけれど詩は何時か
君の居る世界にまでさ この《歌姫の音色》届くよ必ず!
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