藍い空見上げて
今日もまた銀色の願い星探す
茜色の雲が伸びて
また青い空を連れてくる
繰り返す
何度も繰り返す
時はいつも僕を嘲笑う
彷徨う鵲が出会いを許す橋を架ける
届け 白い銀河超えて
煌く三角を三羽の神話達が描く
届け 願い求めるのは今
夢や希望に満ちた
遠い過去にしがみつくのはもう止めた
未来という宇宙には
もはや光など差し込まない
震えても
怖くて震えても
時は今日も僕に鞭を打つ
生命の理が静かに永眠の矢を放つ
届け 頂にめがけて
火星に牙を剥く鼓動が夜の闇に消えた
届け 想い紐解くのは今
秋の夜風に木々の梢が揺れて
南の星達が全ての終焉を告げる
瞬く双魚が揺らす約束された焔で
過去を焦して未来を赤く照らせ
灰色の大地に萎れた夢の残骸が舞う
戻れ 崩れ去った日々よ
歪んだ過ちが冷たい涙の雨になる
戻れ 置き去りの希望よ
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