覚えていて欲しいな
よく遊んだ公園で
僕は君をよく追いかけていた
覚えていて欲しいな
あの日の約束を
君は楽しそうに笑っていたよね
指のぬくもり 今もこの手にまだ残って
大人達は不思議そうに
君を見つめて離れてった
「どうして?ここに居るのに…」
「僕は君にしか見えてないんだ」
小さな願い込めて言った
もし叶わないそれでも
君と居たいと思うんだ
この夢もいつか枯れて
君がそれでもいつもの
笑顔 見させてくれたから
覚えているかな 僕が告白した
君は僕を許してくれたよね
覚えていて欲しいな
ほどけたリボンとか
僕がもう一度直してあげたとか
大人になっていく
君には言えなくて
「君が少し透けて見える」
迫る時間追いてかれて
見つめて君に伝える
「大人は僕を忘れてしまう」
歳を重ねるその体
いつか来るって知ってた
ワガママ許して欲しいよ
君が大人になったとき
僕を忘れてしまって
他の誰かを愛してるのかな
月日は 流れてって
君は幸せですか?
「僕の全て捧げる代わり
僕が消えてもいいから」
君が悲しむ姿は
見たくない
ねぇ
「僕を覚えていないでしょ?」
これで会うのは最後だ
残る想い全ても
儚く溶けては消えてく
「僕を忘れているんでしょ?」
届かないこと知ってて
淡い恋も
「さよなら」
君は目覚め笑う綺麗に
僕の手から薄れてく色
僕は君の幸せ願う
いつまでも
ほら
僕の視界揺れて落ちゆく
君の笑顔守る為なら
君を君が僕は今でも
「大好きなんだ」
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