天空の白旗(被害者達の行進曲)/鏡音リン
Aメロ
悲しい時は感情に任せ
泣いていいと他人は言うが
間違ったって、命は守れ
それは矛盾してはないか?
だから、確かめたいんだ
世界の外側
誰も知らぬ、あちらの世界
だって、考えるのも
とっくに飽きたから
サビ
街の誰もが見える
ビルの屋上で
白旗を上げろ
許してよ
悪くはない
君も被害者だからさ
いつも、信じていたのに
願っていたのに
全て壊された
だからもう、やめてくれ
諦めたいだけなんだ
だけど、愛されたい
生きていたいだけだった
Aメロ
変わらぬことが多いと知れば
言う気も失せるわ
間違っていても、抵抗をせずに
受け入れていると
腐っていく、次第に
生きている意味すら
分からなくなるから
教えてくれよ
お前は希望を
歌っているんだろう
サビ
いつも、優しい人と
暖かい人と
思われたいだけ
分かってる
優しくない
楽をしたいだけだって
そして、何かを恐れ
何かを求め
自分を変えても、残るのは
愛されない
選ばれない人だった
Cメロ
どうせ生きていたって
最期には逝くだろう
途中で投げ出したって
誰の責任でもない、そうだろう?
被害者ヅラして逃げる人はいない
単に世界に希望がないだけなんだ
サビ
街の誰もが見える
ビルの屋上で
白旗を上げろ
分かってる
意味などない
変えられないことだって
だけど、隣のビルで
下を見ていた
誰かの視線が
旗を見て
何かを思ってくれたのだろうか
街の誰もが見える
ビルの屋上で
白旗を上げろ
分かってる、愛されたい
選ばれたいだけだとしても
だけど、救いを願い
暗闇の中
待っている誰かに
白旗を空へ上げ
道を示して行け
それが、臆病な
僕が生きる答えだった
Aメロ
ほら、死に損ないは
一緒に歩いて
この世界を変えようか
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