七つ 星が夜空を越えたら
君の声も遙か遠くに落ちるから
煌めけ
白い息をとかした

空晶の冬庭に咲く
君の影追いかけてた
紗(うすぎぬ)を纏い 甘い雪に埋もれて
好きと言えないまま消えた

七つ 星が夜空を照らして
君の夢を見ることができたらいいと
願った
水の底に沈もう

幻想 夏が薫る
君の名を叫んでいた
黒い獣が美しい薔薇をもって
痛みを教えてくれた

七つ 星が夜空を越えたら
君の傍にいることができたのかな
色が褪めて 白い息をとかした

空晶 四季の隙間
君の影追いかけてた
紗を纏い 甘い雪に埋もれて
好きと言えないまま

夜が明ける いまでも想い続けてる
ずっと――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

空晶の冬庭に咲く【楽曲有】

雪様とrakurui様の共作に書かせていただきました。
イラストはぱ娘様のをお借りしました。http://piapro.jp/t/NBpE
http://www.nicovideo.jp/watch/sm29672411

空晶(くうしょう):鉱物内部にある結晶形をした空洞
今回は、グリム童話「夏の庭と冬の庭」をモチーフに恋の歌を書いてみました。

閲覧数:300

投稿日:2016/09/18 20:41:38

文字数:292文字

カテゴリ:歌詞

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