土屋様は 血を盗む男の

次の標的を探していたんだ

「犬持己卓」

冷たい喉に

無機質に近い声を

押し出して


雑草をふみつけた、

星が降る、セカイ

蒼い雑草のまわりの

モモイロの砂が
散った




──────────


犬持は死んだ

ライセンス

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赤い蝶の界②---3/20

宝石飴が溶けた淡い色の過去で

もう一度、あなたは私の中を泳ぐのです


風さえが途絶えて淡い色の眠りに包まれた、



あなたは私の中を泳ぐの、


過去は過ぎなければ過去でなくなるのだし、

未来は来なければ死と同じで違う


僕は 新皇の定めに深紅の血液を流したんだ

鏡写しのセカイの中で夢は夢であって夢でない本当の楽園に産まれる戦いは終わり、永遠に永遠に君と手をとるために僕は 君と手をとるために産まれる、紡ぎ歩む

畜生の這いずりに築く、王国の支配を

定めだけに乗っ取られた

偽りの素肌が

風を受ける、愛されたい

正しき道紡ぐ生まれ行く勇気

糸を引いた、風に押され、意図が産まれ


次のデメンジョン1997年、はるか未来、

たどりつくは、あみだの ただ、ために


過去にウマレル、


1997年、未来 新皇様が

お産まれになり、ただ

降伏し生きてく


土屋様の視界入る輩共に剣向ける、少女

わたし

閲覧数:16

投稿日:2013/03/14 22:50:30

文字数:128文字

カテゴリ:その他

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