ムウタ
どうせ変な奴さ
ム歌
わかってもらえなくてもいい
夢歌
でも、せめて、知っていて


話し声でうるさい授業中の教室
「(ねぇ先生一喝してよ)」「それじゃぁ次の問いにうつるよ」
隣で何か話してる「いいたいことわかるわー」あなたに私の感覚が
わかるはずないでしょって”自分から遠ざけて”

家に帰ってご飯食べてお風呂はいって早く寝たい
でもその前にこのストレスを吐き出したい

むうた
この中なら誰も聞いてないはず　大声で
叫ぶ・喘ぐ・吐き出す
むうた
この中なら水の中でも息ができる、溺れない(?)
あれっちょっとまって、これってさ
夢に溺れてる…


朝になってアラーム20セット
「ジリリ・プルル・タラリラッター」「(ぁぁぁ、はいはい、ぁぁぁぁぁ)」
隣で誰かが寝ている「(蹴飛ばしてやりたい)」あー！
叫びたいけどってけどって”自分を小物にして”

ひざの下と肩と腕ぶつけた痛いな
でも、それくらい、ちょっとだから

むうた
溺れていたい、沈んで行け、私自身
溺れて・もがいて・実感して
むうた
溺れていたい、もっともっと、おくのそこの
暗い場所、傷つかない所
夢であって…


むうた…むうた…
これは夢の歌だから
全部夢の話だから


むうた
この中なら誰も聞いてないはず　大声で
叫ぶ・喘ぐ・吐き出す
むうた
この中なら水の中でも息ができる、溺れない(?)
あれっちょっとまって、これってさ
夢に溺れてる…

小さい箱庭
そこが居場所になるように
自分で自分を追い詰めた
差し出された手…あったかい