あの日もこんな夜だった 眠気で痛む目を無理やり開けて
開けっ放しの窓に そこを塞ぐように詰まる空気に
嫌気を隠さず舌打ちをしてたんだ
なにもかもが不自然なら そこに突っ立ってる僕はどうなの?
斜めに落ちる息が 張り付いてそのまま消える温度が
存在全てを否定してくるようで
記憶の端から端まで覗いてみたって
何がわかるもんでもないし
「どうだっていい」 その言葉も嘘じゃない
言い聞かせても わかるもんじゃない
行動開始だ 常にギリギリな精神状態もヤケになって
前髪かきあげて僕は何が可笑しいか 笑ってみせるんだ
油断はできない 予断も許さぬ拮抗状態に端を発せ
嘘つき顧みていつも夢にも思わぬ 展開を夢見て
黒いインクはこの世界に馴染みだす
寂しいね君がいないのは 隣に伸ばした手が空を切った
不機嫌そうな顔も 肩にかかるほどの長さの髪も
僕はさ結構好きだったんだけどな
今日も明日も変わらないな それが嫌なわけじゃないんだけど
色付く街の景色 賑やかな人混みざわついた夢
どうでもいいけど邪魔はしないでくれよ
飾りはいらないそんなに大層なもんじゃ
ないよ 君なら分かるだろう?
「このままでいい」見栄ぐらいは張ってるさ
どうなったって 終わるわけじゃない
有言実行 故にスタンスは過剰なくらいまで決めつけてく
あいつがあいつとさどうなったって別にな 関係ないんだよ
唯一心を 揺さぶる君はもういないんだから気にはしないさ
長らく背けてた僕の目を前に向けて 自然笑みこぼし
新しくもないこの世界で歩きだす
大人ってやつになって 少しは臆病にもなったけど
純粋ってやつは今も 心に残っているんだろうさ
ただ黒く残る痛みは消えはしないけど
何が変わるわけでもないし
『どうだっていい』 その言葉を繰り返せ
何が起こるか 余裕は無理でも 繰り返せよ
行動開始だ 常にギリギリな精神状態もヤケになって
前髪かきあげて僕は何が可笑しいか 笑ってみせるんだ
油断はできない 予断も許さぬ拮抗状態に端を発せ
嘘つき顧みていつも夢にも思わぬ 展開を夢見て
黒いインクはこの世界に滲み出す
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