あれは雪の降る寒い夜の遠い話
儚く消えてく光をただ見つめていた
僕は君の手を握りながら吐息こぼす
白く凍り弧を描いて紅く濡れていく

静寂の世界に落ちた七つの凶器
僕と君は 舞い踊る
No.TAILは怯えたNo.03とNo.HEADへ嗤い
No.04とNo.05は鈍く輝いた

飢えた愛が星を飲み込んでいく
七つの想いが飛び立って翔る
命さえ羽のように軽い星で
ただ叫んだ

痛みさえ思い出せないほど磨り減っていく
いつか忘れて通り過ぎていくのだろう
青白い光が狂気を貫いていく
伝えたい言葉は闇の中へ沈んだ

黒いNo.04は折れNo.05は憎しみに溶けた
No.03は慟哭し血反吐吐く
No.HEADは狩る相手を間違えたのだろう
No.TAILは十字さえ切れず震える

この星は残酷だ…。青い夕日が照らす
紅く染まるこの手で、君を抱いて泣いている
何も伝えられず、何も与えられずに
白い雪が降り積もり、闇を抱いて消えていく

伝えられない想いがこの星を廻した
赤い砂と紅い雪よ風に舞い踊れ
全てを飲み込む黒い愛が闇へ落ちる
心殺した冷たい瞳が煌いた

あれは雪の降る寒い夜の遠い話
儚く消えてく光をただ見つめていた
誰もいないこの星で僕は君へ叫ぶ
白く凍った言葉は今、空へ消えていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【C82配布】儚く消える闇を抱いて【トランスを作りたいのですが】歌詞

C82にて配布させて頂きました楽曲の歌詞となります。
お越し下さいました皆様、本日は暑い中誠にありがとうございました。

閲覧数:53

投稿日:2012/08/11 21:33:45

文字数:543文字

カテゴリ:歌詞

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