夏の夜聴こえる はしゃぐ子どもらの声
灯る提灯を目指し 下駄の音響く
君と鉢合わせて顔は林檎飴色
祭囃子に音合わせ胸の太鼓も響く
混みあってる人混みで 手を引っ張る君の手が
綿菓子の雲掴む様に 溶けて消えないでほしい
夜ぱっと咲いた音の華 胸打ち響く
照らせ祭りの夜を 燃やせ恋心よ
友だち見つけ焦り そっと繋ぐ手離す
本当は握っていたいのに 人の目気になる
流れていく人混みに 君見失いそうで
ポイ破く金魚の様に 恋破れないでほしい
夜ぱっと咲く音の華 すぐ咲き消える
打ちあがるその時に 何を想い爆ぜる
悩みっぱなしのままで 溶けかけのかき氷
口いっぱいかきこみ駆けて もう一回手を握る
一期一会の出会いの音 今鳴り渡る
同じ出逢いは無い 故にその一瞬に懸けろ
夏の音の華よ まだ消えないで
隠すこの想いを 告げるその瞬間まで
打ちあがる恋花火 ぱっと咲き誇れ
君の横顔見て 告げる恋心を
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