あ、あめふりのひ
ひ、ひとごみのなか
かける きみとふたりで

で、でんしゃのおと
と、となりのきみが
わらう つられてわらう

「しりとりしようか」

あまやどり りんりんなるよ
よそいきのベルのおと
とおくへいこう
うみ みずうみ みなとまち
ちらり めをむけたら
わらってたきみがもういない


ひ、ひとりであるく
く、くつのおとが
がらんどうのホームにひびく

「ゆめをみてたの?」

くらがりの のらねこがいう
「うしろのしょうめんだあれ」
れんらくはない
いま まほうがとけてゆく
くらり めまいがして
てをのばすさきにきみがいた


しりとり
りんご
5階のベランダ
駄目になった花
泣き声がする
留守になった部屋で
電話が鳴った

「いないのはわたしのほう」


さようなら ランプはきえた
たしかにここにいたけど
しりとりなんて
もう しなくていいんだよ
ありがとう ささやいて
ないているきみにキスをした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

しりとりのうた

しりとり縛り(?)をしていました。
ほんわかのつもりです。

閲覧数:182

投稿日:2014/07/06 00:01:58

文字数:412文字

カテゴリ:歌詞

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