どこまでも悲しい男　そんなに汚れて
幸せはそこにないよ　隠しておいたよ

曖昧な情緒にいなされ　優しい言葉聞かないふり
戦乙女の血が騒ぐ　日常の何から何まで
だんだん瘴気が深まって　黒板の文字も見えないの
充血した乙女心　色あせて灰になるまで

昨夜見た夢の話

どこまでも悲しい男　むやみやたらに
探しても無駄なんだよ　荷物も抱えて

さんざん見た夢の話
もう聞き飽きたはなし

どこまでも信じているよ　今際の際まで
振り向いて私がいるよ　移り気なサディ

どこまでも悲しい男　傷を舐めても
悲しみは息を潜め　首筋を狙う

どこまでも悲しい人　そんなに疲れて
幸せはそこにないよ　じゃあどこにもないの？

太陽に目を背けて叫び続けた
教えてよ私はどこへ　さざ波のサディ
どこまでも信じているよ　今際の際まで
振り向いて私がいるよ　移り気なサディ

古に伝わる恋文　宛名は黒く塗り潰した
戦乙女の血が騒ぐ　日常の何から何まで
だんだん狂気も深まって　下校のチェイムもラプソディ
充血した乙女心　色あせて灰になるまで