ずっとこの身が この意識の存在が
きっとこの宇宙の証明だって思っていたんだ
愛も怒りも愉悦も涙さえも
全部まがい物 理性が作り出した犠牲だ

「どうだい、君を中心に廻る世界は?」
「みんな出来損ないのスペースデブリさ」
幻想の中で僕ら 神の玉座に縛られている

どんな生命も望んでいた 自動操縦の魔法の舟を
たとえいつか 呪いがこの身を引き裂くとしても
人生は虚像だった なら何故君が放つ光は
僕の心を穿ってしまうの

何度繰り返しても終わらないルーティンは
周回遅れで向かう方向も分からなくなった
銀河から太陽系からはみ出して
どんな光も無い 世界を作り出してしまった

「どうだい、彼が願った理想世界は」
「ちょっと眩しすぎて反吐が出ちゃうな」
重力の下で僕ら 鏡に映った眼を呪っている

どんな聖人も祈っていた 暗い深淵を照らし出す星を
たとえどんな 試練がこの身を引き裂くとしても
人生は虚像だった でも確かに君はいるから
僕の人生は この手で回すよ

ふと立ち止まって 振り向いた先に映るのは
もうずっと忘れてたあの頃

誰も彼もが僕を見て笑った
そんな偽物の思い出だけ この眼に焼き付いて離れないなら
全部忘れて

どんな生命も望んでいた 自動操縦の魔法の舟を
たとえいつか 呪いがこの身を引き裂くとしても
人生は虚像だった でもまた君が放つ光は
誰かの明日を照らしていた
僕も君とは 違う星になれるかな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

天動説

閲覧数:3,071

投稿日:2017/05/12 12:13:37

文字数:609文字

カテゴリ:歌詞

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