地下鉄サングローズ



始まりは変わらない 同じ内容の繰り返し
ただ狭い地下鉄で 蟻のように今日も人が這う

混じり合う思念の中 僅かな狂気が混じり込み
何気ない筈の日々は喧騒に紛れながら消える 

乾いた地面を覆う様に 轟音が染み渡り
歪みが生じた隙間から 真っ赤な花が咲く

溢れ返る人ごみに どんな僅かに差す陰も
ぼくらが過ごす日々は 引き金一つで壊れ始め

人並みの幸せと 思い描いた日常と
切り離された空間は 阿鼻叫喚の舞台に変わる

乾いた地面が満たされる 幾重に重なる音で
狭い小さなこの空間で 真っ赤な花が咲く

真っ赤な花が咲く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

地下鉄サングローズ【ほぼ決定稿】

はじめてのVOCALOID楽曲にあてがう歌詞です。
多分これで決定稿。
あとは曲を完成させれば……っ!

閲覧数:56

投稿日:2010/04/07 03:17:35

文字数:274文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました