A
少女は歌う 優しく包む雨
桜は呼んだ 響いたその名を
A
聞こえた声は 生きるものの心
不思議だとゆれる 金色の瞳
B
花は咲くものだと言った
S
歌ってその声は明日の希望を
そっと奏でるためにある
紡いだその葉は隠した想いを
そっと伝えるためにある
変わらない幸せに花は笑う
A
忘れた痛みと壊した幸せは
涙に染まる埋まった赤い空
B
ヒトは守るためだと言った
S
答えてその目は犯した罪を
ずっと認めるためにある
気づいてその手は大切なヒトを
ずっと守るためにある
流れ出す悲しみに花は揺れる
C
ひとつ、ふたつ
大事なものを無くして
何も、できない
握ったものを眺めて
消えた桜はそう永遠に
B
花は散るものだと知った
S
忘れたその日々は与えた勇気を
きっと思い出させて
奏でたその音は優しさを乗せて
今日も歌い続ける
また来るもういない桜の季節
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想