未来を恐れて 奔った
いつもの体温 退屈で

詰め込んだ 荷物の中
宝の地図とコイン
草臥れた ぽけっとには…遠い記憶だけ

退屈だったのは 幸せすぎたから
わかっても 離した右手 繋ぐ術なくて

割れた硝子に優しく沁みる声
「ここにいるよ」
冒険の終わりじゃなくて
折れた躯を焦がして探す宝物
それが始まりだった
近すぎて見えない 陽炎

答えを恐れて 疾走った
いつもの体温 大切で

解れてく 革靴紐
ココロとココロの糸
消えないで 願ったのに…今は遅すぎて

大切だったのは 壊れてしまうから
わかってる 離した右手 繋ぐ術ないと

割れた硝子を砕いて刺さる時間
静かの檻
過ちで終わりたくない
軋む躯を焦がして求めてた
それが真実だった
遠すぎて眩しい 陽炎

別れを知ることさえ 運命と呼ぶなら
愛する意味が痛すぎて だから どうか

割れた硝子に優しく沁みた声
「ここにいるよ」
冒険の終わりじゃなくて
折れた躯を焦がして探す宝物
それが始まりだった
揺らめいて交わる 陽炎

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

陽炎の君

※やんねさんの楽曲に採用いただきました※
相談によりタイトル変更しました。

字余りはないはずです!

作詞家としてのガチ仕事で納品間際に行き詰まり、曲が好きすぎてヤケ書きっ(笑)
最後のサビは、一番サビと微妙に違います。「はしった」の漢字も一番と二番で違います。
漢字は歌になったら同じに聴こえるのですが、拘りです、ちゃんと意味があります(笑)
私の歌詞は基本的に表現が変ですが(笑)、誤植は一切ないです。
詞を読んで聴いたら漢字のニュアンスから主人公の細かい気持ちが分かるという。
実は、最後のサビが真っ先に思いつきました。オケの音が、しんしんと沁み入ってくるような感じがしたので。
陽炎=恋人。
ところどころ、私自身の考えが入っていて、フレーズごとの思い入れ強いです。使ってもらえたら嬉しいなぁ…。

閲覧数:583

投稿日:2012/02/28 22:35:21

文字数:444文字

カテゴリ:歌詞

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