境界は混濁
後背は欠落

横たわる 漂白の織(おり) 鍵をかけた瞼

崇拝は束縛
後悔は錯覚

窓際の絵画は月 帳(とばり)を降ろす吐息

相(あい)したのは 眼前の 完全な 鏡像の 内側
請(こ)い焦がれた 感性の 願望は 共鳴した瞑想
揺れるまま 泳ぐまま 枯れるまで その瞬きの中で
声は 救いあげた 永遠

悼(いた)む 琴葉(ことば)はかつて眩しすぎた嘘
罪とられた花束の 無垢な虹を集め
蒼(あお)ぐ 天上のその先に何があると
誰もが 階段を昇り行く

双極性 盲目的 人格 真贋詳細の添付
想像性 退廃的 凋落 哀願将来を全部
最善の選択 性善の結末
振り向いた先の扉

手にしたのは 天啓の 占星 解りあえるなら
憧れた 造形の 形成 創りあげた 理想
触れるまま 沈むまま 還るまで その意識の中で
夢は 引き寄せた 君の腕

謳う 世界はかつて君が過ぎた痕
罪あげられた意思を 重ね空に近づく
紫は未明の最中 夜を繋いでと
僕の芽が朝を拒む「まだ忘れられないの」

祈る 夢遊の果はまだ知らない明日
罪深く突き放した 光を鎖(さ)す 枠の中
白く染め上げた 波を纏う この場所で
指先で零す もう一度だけ「おやすみなさい」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Gesele

久しぶりに詩先で曲作ろうと思ったのでまずは歌詞を。なんやかんや言ってますがよく読むと「夜中起きてうだうだしてたら朝になっちゃってまあいいやって二度寝しちゃう」歌詞です。

閲覧数:135

投稿日:2017/04/26 16:11:25

文字数:521文字

カテゴリ:歌詞

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