【title】radio valve

真空管の中の日常
パターン通りの積み重ねには意味なんてない
雑誌の作った流行りを追ってさ
テレビに映った誰かを笑ってさ

いつも気取ってんだ
誰に媚売ってんだ
結局それは自分なんだ

自分飾る事が好きなんてさ
それで満足できるなんてさ
――安いよね

いつだって満たないんだ
いつだって足りないんだ
全然全然埋まらなくて

意味も無く泣きたくなって
でも泣いても叫んでも意味無くて
切れないナイフが錆びていくのを
眺めてるしかないんだ


ポケットのナイフは武器じゃない
いつだって僕は死ねるんだっていう保険
こいつだけは僕を人間から生ゴミに変えてくれるんです

いつでも死ねる
だから生きていける


いつだって満たないんだ
いつだって足りないんだ
全然全然埋まらなくて

意味も無く泣きたくなって
でも泣いても叫んでも意味無くて
切れないナイフが錆びていくのを
眺めてるしかないんだ

それでもさ
錆びたナイフはどこか
安堵の溜め息をついてる気がするんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

radio valve

――安いよね。

パターンですよね。
誰だって抱くんです。

でも、意味も無く形にしたくなるんです。

それをもって、ごめんなさいと無性にわめきたくなるんです。
君、いくつなの。
成人です。
恥ずかしくないの。
ごめんなさい。

――安っぽいよね。

閲覧数:102

投稿日:2012/02/16 00:48:51

文字数:451文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました