君の目に映る景色だけ　切り取り胸に仕舞い込みたい
何も何も怖れなくていい　ずっとずっと抱いていて


君が来てから世界は変わり　色んな景色が廻り往く
何も知らない君は　雨にも雪にも驚いて　くるくると表情を変える
その様が愛らしくて　思わず僕は君を抱き締めた

抱く筈のない感情を　君に教えたのは僕

君の目に映る景色だけ　僕は君に惹かれてゆくよ
何も何も怖れなくていい　そうして己に言い聞かす


君が来てから世界は変わり　色んな想いが廻り往く
何も知らない君は　綴った言葉に音色を乗せて　恋の歌を静かに歌う
その様が愛おしくて　思わず僕は君に口付けた

抱く筈の無い感情に　君は瞳を震わせて

君の目に映る景色には　僕の姿は映っているの？
何も何も怖れなくていい　濡れた瞳に心が揺らぐ


抱く筈の無い感情を　君に教えたのは僕
抱く筈の無い感情に　君は瞳を震わせて
抱く筈の無い感情は　僕を蝕んで…

君の目に映る景色なら　僕は塗り潰されてもいい
何も何も怖れないから　どうかこのままでいて
君の目に映る景色だけ　切り取り胸に仕舞い込みたい
何も何も怖れなくていい　どうかこのまま抱き締めていて