たいして好きでもないゲームを繰り返し遊ぶくらいなら
目を閉じて歌を脳内再生、思考・イメージをドリップさせた妄想のがなんぼかマシ
上手くいかない事ばかり続くよ。回らないのは仕事もお金も首も笑えやしない、ホント!
始発電車に揺られて一人の家に辿り着いても、シャワー浴びたら、また現場へとんぼ返り。
ヤサグレたって、何ともならない、そんなことわかっているけど。状況をせめて鼻歌に歌うのくらいなら構わないだろ?
クタビレて意識も飛んで、何もかもから解き放たれるなら、それは何て幸福な事だろう。面倒くさい僕が憧れるんだ。
何もかも投げ出して、自分と世界の繋がり断ち切ったなら、そしたらきっと僕は泣いてしまうんだろう。こんなに嫌いな世界なのに。
疲れ果てて辿り着いた最寄り駅の、普段あまり使わないコンビニで朝ごはんを買ったんだ。
温めた弁当のビニール袋の中に頼んでいない中華まんの包みが一つ。
あの、コレ?と言いかけた僕を留めるように、店長がいいから、と頷いた。
あぁ、こんな事一つだって僕には十分な幸せだって感じる。ちっぽけ?でも構わないんだ。測るもんじゃないから。さっきからずっと目から汗が止まらないな。
始発電車に揺られて、また帰宅の途に着いたって、幸せじゃないなんて思ったりはしないんだ。
どんなに苦しくても、たとえ神様がいないとしても、感じるんだ。信じているんだ。世界の半分はやさしさから出来ている事。
始発電車に揺られて、また帰宅の途に着いてる誰か、あなたはきっと一人じゃないよ。あなたが思うよりも世界は優しい。信じているよ。
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