雨が降る街で 私は独りきり
傘も差さずに 立ち竦む
「もう笑えない」なんて
独り呟いても もう誰も答えない

「あの頃は良かった」と
後ろ向いては まだここにいる

忘れてしまえば楽なのに…
苦しいのに何度も思い出す
「あぁ…こんなんじゃだめなのに」
また君を思い出す

細い路地裏に 濡れてる猫がいた
自然に自分と重ねてしまう
ふと合った目がとても 悲しげで
すぐ 逸らしてしまう

いつからか 夢や 希望とか
持てなくなって しまったけれど

「許されるのならば もう一度だけ
あの日々に 戻りたい。
暖かくて優しい日々に」
叶わない願いでしょ?

春はまどろみの中 夏は涼しい風と
秋は落ち葉と揺られて…

そんな日々はもう二度と来ないのね
遠くなった 暖かさ
苦し紛れに猫を睨む
「馬鹿みたい」呟く
雨はまだ止みそうにない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

rain.

うじゃあ様の歌詞募集用に書かせて頂きました。

閲覧数:838

投稿日:2014/03/29 23:13:56

文字数:365文字

カテゴリ:歌詞

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