君は笑うんだ
叶うはずのない夢を語ってさ
僕は何が笑えんのかわかんなくってさ
まだまだ僕は子供だったんだ

君は泣くんだ
何かの糸が切れたみたいにさ
僕は何で今泣くのかわかんなくってさ
やっぱり僕は子供だったんだ

だったら経験してみようか同じこと

夢を語ろうか 僕も一緒に
辛い時こそ叶うはずない夢を
苦しい時こそ叶うはずない夢を
きっとそれで少し、元気になれんだね

泣いてしまおうか 僕も一緒に
我慢したって涙は溢れてくるし
泣きたくなくたって涙は出るし
一緒に泣いて、今は小さな子供のように


君は見上げるんだ
まるで月を見るように空に顔上げて、
僕はそんな君が時々、切なくなっても
まだまだ僕は君を包む腕がないんだ

君は歌うんだ
誰かに届くように楽しく大きく、
僕は誰にも届かないのにって思った
けっきょく僕は聞いてただけだった

君は言った「無駄な経験はない」

見上げてみようか 君と一緒に
溢れ出した涙が零れないようにね
重力を利用して涙が出ないようにね
だけど大丈夫、今なら零れた涙を
拾い上げて君の胸に
飾ってあげる手を僕は持ってるよ

歌ってみようか 君と一緒に
歌うことに集中して嫌なこと忘れよう
何なら歌に感情込めて吐き出しちゃえ
誰にも届かなくても君の歌は僕が聴こう
僕の歌を君が聴いてて
いつか君に愛の歌を歌ってみせるから


君は笑うんだ 僕と一緒に大口開けて
君は泣くんだ 僕と一緒にポロポロと
君は見上げるんだ 僕も一緒に青空を
君は歌うんだ 僕も一緒に大声出して

ぜんぶ、君と一緒に、
楽しい時も辛い時も一緒にいよう
きっと半分こ出来るだろう、半分こしよう