ふたつ並んだ円窓(まるまど) 覗く人影を
誘うように漂う香り 木漏れ日に溶けてく

交わす言葉はいつでも 挨拶くらいで
名前も知らない貴方の お好みはやや苦め

目に見えるものばかり 求められてゆく日々
瞳凝らせど見えぬ核(こころ) 守れるなら

きっと素晴らしい明日(あす)を夢見てる
そんな風に大袈裟なこと言えやしないけど
ゆっくり落ちる雫に
微かな幸せ願うの


ふたつ並んだ円窓 灯りこぼれたら
喧騒に疲れた背中を 癒す月夜の調べ

目に見える嘘ですら 見抜けないふりをした
本当の想いに膜(ベール) かけたままなら

諦めを重ねるのが大人だと
少しだけ偉そうに口にした僕自身の
雑味は濾して行こうか
澄んだ夜風 頬撫でた


鮮やかな壁 虹色のランプ
ほんのささやかな憩いの時を


目の前の景色が ぼやけたら
たまにふらり寄り道するも良しと致しましょう
ゆらめく湯気の隙間に
微かな幸せ薫る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

カフェテラス・ミクロ

パッと浮かんだ顕微鏡から、色々イメージして書かせていただきました。

1番:店主、2番:客
と、目線を変えて(変えたつもりで)います。


ゆったりメロディに乗って、ミクさんの素敵なお店と 大好きなコーヒーを想像するの楽しかったです

閲覧数:215

投稿日:2017/09/20 10:11:07

文字数:409文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • シトラス・ミント

    ありがとうございます、確認いたしました。
    選考した結果を9月中にお伝えする予定でおりますので、よろしくお願いします。

    2017/09/20 18:19:05

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