【初音ミク】君へ【オリジナル】_2012/03/08
雨が去る前に残した水たまりに写る
雲はこの手にも掴めるような気がするよね
背を預けてしまえば連れ去られてしまいそうな
風の感触を肌に記憶していた
ねぇ 通いなれた道も
振り向けばもういないよ
持ち帰り忘れていた名前も 滲んで読めない置き傘
どこか どこへと
綴るペンは優しく踊る
ごめんね、あなたの住所は聞きそびれてしまったから
両手を閉じてほら
今迎えに行くよ
幼い頃のあの日へ
ららら...
あのね 通いなれた道も
振り向けばもういないよ
人知らず錆びていった名前も滲んで読めない置き傘
ここでね、私元気でいるよ
言葉を連ねた手紙
せめて宛名だけは消えないで
届かないのは知っているから
届かないのは知ってるから
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