DTM


チラつく画面（まど）の文字
擦った眼にしみる
時計が指し示す
午前2時5分

僕の部屋は暗い
水の中のようだ
青に照らし出され
夢と混ざり合う

01（ぜろいち）が紡ぐメロディーを
追いかけてここまできたんだ

留まる術もなく
駆け抜けた一瞬の日々が
閉じた目蓋の裏で音になる
届かない　掴めない
心が願うメロディー
キーに触れた指先　震えて止まる


散らかる部屋　ひとり
街も眠る夜更け
遠くで吼えていた
犬は僕のよう

無心でいた頃の
情熱も今では
思い違いかもって
悩み始めてる

01（ぜろいち）が紡ぐメロディーは
僕をここまで導いた

憂いも痛みも
振り返るこの場所が　僕の
スタート地点なんだって信じて
届けたい　伝えたい
心に響くメロディー
キーを叩く指先　僕の想い乗せて


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ちらつくまどのもじ
こすっためにしみる
とけいがさししめす
ごぜんにじごふん

ぼくのへやはくらい
みずのなかのようだ
あおにてらしだされ
ゆめとまざりあう

ぜろいちがつむぐめろでぃーを
おいかけてここまできたんだ

とどまるすべもなく
かけぬけたいっしゅんのひびが
とじたまぶたのうらでおとになる
とどかない　つかめない
こころがねがうめろでぃー
きーにふれたゆびさき　ふるえてとまる


ちらかるへや　ひとり
まちもねむるよふけ
とおくでほえていた
いぬはぼくのよう

むしんでいたころの
じょうねつもいまでは
おもいちがいかもって
なやみはじめてる

ぜろいちがつむぐめろでぃーは
ぼくをここまでみちびいた

うれいもいたみも
ふりかえるこのばしょが　ぼくの
すたーとちてんなんだってしんじて
とどけたい　つたえたい
こころにひびくめろでぃー
きーをたたくゆびさき　ぼくのおもいのせて